私が理想としていた S.Bus を使った製品版のコントローラーがやって来ました。購入先はここです。
CGPRO BMMCC/BMMSC FOCUS/ZOOM/RECORD REMOTE CONTROLLER
デザイン的には私好みでは無いけれど、機能に関してはボタンが独立しているので、ネットで見かける他の自作コントローラーの様なボタンを切り替えて使う仕様ではないので、操作的な迷いや面倒臭さはありません。
また、BMMCCに接続する部分(ミニD-SUB)にとても使い安い工夫がされています。15ピンもあるコネクタをいちいち付け外しをすると、ピンを傷つけたりする可能性があるのですが、この製品はカメラ本体にコネクタ変換器を付けたままにして、4Pのプラグの抜き差しでコントローラーの接続を可能にしています。これは S.Bus を使っているからこそ出来る技では無いでしょうか。
更にですが、このコネクタ変換器には外部電源を繋ぐジャックが付いています。長時間の撮影にはとても嬉しい機能ですね。
それから、すでにLANCをお持ちの方はこの製品が良いのですが、20ユニットに達しないと製品化されないかも知れません。
CGPRO BMMCC/BMMSC BREAKOUT BOX WITH LANC PORT AND 12V INPUT
ここまではとても良く出来た製品だと思うのですが、一つ駄目出しをするとこれをBMMCCやリグに取り付ける為の構造が全く頂けません。GOProの出来損ないの様な部品でカメラのホットシューに取り付ける造りになっています。BMMCCの事を知らない人がデザインしたんじゃないの?って言う感じですね。一眼カメラの上に付けるのじゃありませんよ、BMMCCにはホットシューなんかありませんからね(笑)。
と言う事で、向きも自由に変えられるように自分でプチ改造しました。改造と言っても本体に取り付ける為の手回しのネジの貫通穴が小さいので、1/4インチネジが入る6㎜の穴に広げただけです。これに元々持っていたベルボンの自由雲台とSMALLRIG の 15mm レールブロック の組み合わせに交換しました (๑˃̵ᴗ˂̵)و 。これで取り付けの自由度が増しました。
各調整項目はPWMを使った自作コントローラー+LANCとほぼ同じです。ただ気になった「AUTO FOCUS」ですが一応機能しています。動かない時もあるので、その時の環境やレンズの種類に依存すると思います。実践で使えるかは今後の課題です。
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